Macターミナルで毎回叩くコマンドをエイリアスで短縮化

Macのターミナルで頻繁に使うコマンド、毎回打つのが面倒なのでエイリアスという設定でショートカットしています。エイリアスの設定自体はそんなに頻度多くないのでやり方を忘れがちでした。簡単ですが手順をまとめます。

環境:

  • MacBook Air (M1, 2020)
  • macOS Ventura 13.5.1

設定方法

  1. 設定ファイル.zshrcvimで開く
vim ~/.zshrc
  1. .zshrcファイルに「エイリアス名=コマンド」と追記(ファイルの末尾とかでOK)
aliasName='command'
  1. 設定ファイルの再読み込み
source ~/.zshrc

具体例

ディレクトリの移動の例です。自分の場合、よく使うworkspaceまでの移動をwsだけで実行できるよう短縮しています。

ws='cd ~/Desktop/workspace'

Tips

エイリアスの確認

aliasコマンドで、現在設定されているaliasを確認することができます。

% alias
ll='ls -lGF'
ls='ls -GF'
prj='cd ~/Desktop/Projects'
run-help=man
vault='cd ~/Documents/Obsidian/Vault'
which-command=whence
ws='cd ~/Desktop/Workspace'

ll, ls, run-help, which-commandはデフォルトで登録されてました。ちなみに、「run-helpなんか元のコマンドより長くなってないか?」ってChatGPTに突っ込んだら、コマンド短縮が目的ではなくてシェルの内部機能と連携する目的があるらしいです。

デフォルトシェルの確認

echo $SHELLでユーザーのデフォルトのシェルが確認できます。

% echo $SHELL
/bin/zsh
  • echo : 組み込みのコマンドの一つ。引数として渡された文字列や変数の内容を出力する。
  • $SHELL : 環境変数の一つ。現在のユーザーがログイン時に使用するデフォルトのシェルのパスを保持している。
  • /bin/zsh: デフォルトシェルのパスが示された。デフォルトシェルはzshということ。

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